tokyodaynight24’s blog

自分を試す 世界取引労働!! 日本から始まり NYまでお付き合いいたしましょう!!

砂利拾い

相場のディーラーを生業として 生計を立てるようになって何年経つだろう

結婚をした当時はまだ歩合の相場営業マンだった。

前月にもらった給料を 翌月の給料日ちょっと前には大半を使い果たし

最後の数日は通勤の交通費や三食など 細かな計算をしながら過ごす日々だった。

当然、結婚式を挙げるような貯金も無かったが 当時のお客さんに

 

「式場代稼がせてやるよ」と

 

大きな注文を頂いたおかげで 結婚式が出来たのを覚えている。

31で子供が産まれた。

産まれた時はまだ同じく営業していたが その年にディーラーに転身したはずだ。

乳飲み子を抱えていた妻や 妻の両親には心配をかけたと思う。

私の両親は「相場のディーラー」と言う職業が当時 「かなり夢のある職業」

だと言う事を理解していた。

10年近く歩合営業をしてきて大して芽が出無い事を続けるよりも

「もしかしたら・・・ディーラーで一発…」 と思っていたかも知れない。

両親は…と言うよりも 私自信が一番そう思っていた。

私自信が「一発奮起・・・」と思うように 世間の

 

「相場のディーラー」

 

と言う職業の イメージも「そんな物」なんじゃないかと思うがどうだろう?

年収は「億」、車は洒落た外車、 そんな感じでは無いだろうか。

もちろんそういう人もたくさんいるし テレビなんかに登場する

「ディーラーさん」と言うのは 十中八九そんなもんで

あとは人間性が多少絡んで 「いくら稼いでもお金儲けがしたいわけじゃない」

とか 最近では「昔は大稼ぎしたけど今の残金は・・・」 と、言った人も少なくない。

私はと言えば 良い時もありますよ・・・  

もちろん悪い時もね・・・ と、言う程度で世間でイメージされるような

豪遊や桁外れの衝動買いが出来るレベルではない。

ただ言い方を変えれば 「普通の人間が持っている能力で出来る範疇のトレードをしている」 のではないだろうか。

人の話しを聞いてもテレビを見ていても ●●億円の収入  

っていう人に憧れはするものの それを聞いて「俺にも出来そう!!」

とはなかなか思わないと思う。

 

それにそれだけ稼いでいる人と言うのは

何も始めた当初からそういう金額が動いているわけでもない。

テレビに出る頃にはだいぶ熟成されていて なんと言っても投下資金が全然違う。

ディーラーとしての完成形を見ているだけで

素人の思いやスタート地点としてはまったく話が違う 私みたいなディーラーが

「世間のレベル」に近いのではないかと。

 

月間でいくら利益を出したいのか

相場しかやらないのであれば最低でも 普通に生活して行くのに必要な額+ちょっと貯金出来る程度 は相場の収益として必要だと思う

 

本業が別にあって「副収入」として発生したら良いな。

と思っているのであれば安定的に10万でも増えたら恩の字では無いか?

金額の感じ方は人それぞれだが 「安定的に」と書いたのは、

この投資と言う損得がある物において自分で書いておきながら禁断の言葉に感じる

 

だいたい相場が出来る日数と言うのは月間で約20日だ

大抵はそれよりも数日多いが計算しやすく 1か月は20営業日。

と言う事にする すると、10万円の利益を出すには1日5000円の積み重ねで良い。

これは正直言って私には「簡単」な事で 毎日5000円だけ稼げば良い。

そう言われたら毎日、そのノルマを確実にクリアする自信が私にはある。

 

1か月それを続けろと言われたら多分出来る。

半年続けろと言われたら、もしかしたら1日ぐらい取りこぼすかもしれない。

そのぐらいの確率で「稼ぐ自信がある」

 

その技術?手法?を持っていればいくらでも稼げるじゃないかと 思われるかも知れないが、

「月に10万では当り前だが家族が生活出来ない」

なら日にいくら稼げば・・・?

1日2万で月間40万もあれば大抵の人は「とりあえず」暮らせるだろう

もちろん「裕福」と言う暮らしは出来ないが、 無い、無い。

と言いながらも月間で40万円の収入は大きいと思う

1日5千円は出来るのに1日2万円になると出来なくなるのか?

これには深い訳が一つある。 1日2万円と言うのはディーラーとして暮らすのに

「せめてこのぐらいは稼いでおきたい」

 

と言う最低の最低の最っ低っ!!

 

のボーダーラインとして ちょっと書いてみた金額で、

実際に相場をやってみればわかる事でもあるが

「そもそも1日に5000円稼ぎたくてやってるんじゃない」

「稼げるのならどこまでも稼げて問題はない」

「いや・・・むしろどこまでも稼ぎたいからやっている