tokyodaynight24’s blog

自分を試す 世界取引労働!! 日本から始まり NYまでお付き合いいたしましょう!!

稼いだら稼いだで注意

テレビや雑誌で「大儲けした投資家」 と言うのをたくさん見てきました。 今ではまったく見かけない人が大半です。 華々しく儲けた彼らが今はどうなってしまったのか。 だいたいは大損しさらに税金をくらって市場に戻れなくなっています。 とくにFX、為替で儲けた人間に多いパターンです。 株は取引の時点で税金の制度についても何度も聞かれますし。 取引のたびに税金分抜いてくれる 非常に良心的な制度もあります。 はっきり言って良心的です。

しかし為替にはありません。 (私がやった取引会社では無かったです) だいたいは自分で申告するのです。 たとえば 2000年に 3億儲けた 2001年に 7億儲けた  税金なんて知らない。

2002年に 10億全部飛ばした。←この頃、税務署がおうちに来たりします

こういうのが非常に悲惨なパターンです。 ざっくり言うと もう10億なんて無いのに 2000年と2001年で10億稼いでるんですから その分の税金の支払いをお願いします。と言われるわけです。 10億円の税金ですからちょっとやそっとではありませんし

だいたいの場合・・・ 豪遊してます、しちゃってます(笑 為替の損は本当は8億ぐらいで2億は豪遊で無くしてるって言う事もあります。

今回の例は単位が大きい話しだったので現実味が無いかも知れませんが 100万でも1000万でも取引して数年後に言われるのは金額としては大きいものです。 とにかく儲けたら「税金」と言うものがあると言う事は忘れないようにしてください。

そんなに儲けられた「相場上手」な人がなぜ退場する事態になってしまうのか

それこそ まさに人生の「まさか」がそこにあるからです。 わかりやすく今年の相場で考えてみると アベノミクスは今年の日経平均為替相場に 大きな影響を与えました。 はっきり言って今年の相場で買って損と言うのは少ないはずで むしろ思った以上の金額を儲けている人が多いです。

「億」の稼ぎの人もたくさんいる事でしょう。

それはアベノミクスの「買い」で儲けた人です。 順調な「上げ相場」で儲けた人の事です。 では仮に予期しない暴落があった場合  どうでしょう

起こるんですよ・・・相場は 前日までの好調な上げが嘘のような暴落が 我先にと集まる売り注文・・・売りが売りを巻き込む展開 これまで同じように買いで儲けていた人達が 1、まだ上がる 2、もう上げは限界に近い どう読むか・・・ そういう暴落の中では運次第でしょうね

今は12月 今年稼いだ人は稼いだまま今年を終えるのだと思います。 では今年を大きな利益で確定させて終えた投資家が 来年の初頭・・・ 大暴落に巻き込まれた場合・・・

まさに以前に説明した為替での失敗例と同じです。

しかしそれを避けては通れないのが投資の道 昔から私が良く言われた事ですが 投資だとか投機だとかギャンブルだとか どれに当たるか。君のやっている事はどれだ? みたいな事を言われました。 それぞれの単語はもちろん意味が違うわけですが 正直言って 「どうでも良い」事です。 なにか不満があって批判したり貶したりしたいのかわかりませんが 面倒くさい方は良くそういう言葉遊びをしかけてきます。 そういう事言うヤツはやはり根っから面倒で 「どうでも良いとか適当な考えだから そういうのを仕事にしてるんだ。」とか言うんですが

どうでも良いって言うのはそいつの事も含めて言っているのに 気付いて頂けないのはいつも残念です。

話しはそれましたが・・・ 損額のどのぐらいが痛手なのかは 人によると思いますが それぞれがそれなりに経験します。 必ずします。 前にも言ったように その一回ですべてのこれまでの積み重ねが 終わりにならないようにして欲しいと思います。

株や為替では ちょこちょこ良い思いをしたりするものです。 思った以上の利益になったり 何度か立て続けにやった取引が思ったように動いたりすると 人間はノッてくるものです。

そんな好機を迎えている時に悪い事なんて考えないと思いますが 常に「まさか」はあると心に刻んでおいて欲しいです。 一発逆転・・・一攫千金 なんて言葉もありますが それは「カイジ」とか「アカギ」を読めば良いだけで 普通の人生にはなかなか無いものです。

取引は慎重に。